LTと内輪受け、どこまでが許される範囲なのかLTアドベントカレンダー:3日目

LTといえば、5分間でいかにウケるか(もしくはスベるか)ということで、ふんだんにネタを詰め込もうと考えられる方も多いと思います。

そのサービス精神はとてもよいことで、大抵のイベントの場合、LTは最後のセッションとして行われるケースが多いので、今までまじめに展開されていたセッションとはうって変わって楽しく見たいものですよね。

しかし、よくよくある失敗例として内輪受けに終止してしまうケースがあります。

内輪受けの危険性

特定のその界隈では有名な人のニックネームや、その人のやらかしたことなど、そういうことを盛り込むケースはとても注意が必要です。

注意することはそのLTの場にいる聴衆者の多くが、その人や事象を知っているかどうかということです。私はこのことをよく、聴衆者の最大公約数がどうか?という風に話します。

最大公約数の人々が、そのことを十分に知っているのであれば、それは強いネタになりますから、利用しない手はないですね。ただ、逆の場合はどうなるでしょう?

一部の人だけが、やたらとウケている状態を見て、疎外感を感じるかもしれません。その結果、当日のイベント自体の感想も「なんだか内輪受けの会だった。。行って損をした。」となることもあるかもしれません。

これは避けたいですね。どうしても避けたい。

知ってる人と知らない人

同様に、これはありがたい話なのですが、私がLTの壇上で紹介されると、LTの人として私を知ってる人から「よ!メガネ!」とか「キャー、メガネさん」などと声を頂くこともあります。本当に嬉しい話なのですけどね。この場合も最大公約数で考えます。

聴衆者の8割以上が私のことをメガネさんとして認識しているのであれば、そのまま「どうもメガネです!」とこたえてもよいですね。

ただ、大抵の場合はそうではありません。「メガネってなに?」「いじめられてるの?」「この人は何なんだ?」そんな人が多いなら、説明が必要ですよね。なので、私はいつでも「どうもメガネです。」「みんなからメガネと呼ばれているものなんです」とかそういう説明をしています。

最大公約数とウケについて

この聴衆者の最大公約数を考えることは何よりも大切で、また別の日に詳しくしようと思います。

楽しいネタで、みんなをわかして、楽しいLTにしたいものです。あ、でも実はLTを作る際に、ウケることが必須ではありません。実際私自身、その部分をあんまりかんがえてはいなかったりします。

LTアドベントカレンダー:3日目として書いており、ちゃんと間に合うことができました。この先どうなりますやら

明日以降もつづくはずですー。お楽しみに。