megane流ライトニングトークのやり方 準備編

はい、メガネです。今日から数回にわけて不定期ですが私がライトニングトークをやるときにどうやって準備してるかとか、どういうことを本番で考えながら話ししてるか等を書いていこうと思います。

ライトニングトークとは

ライトニングトーク (Lightning Talk) は1人5分ほどの短い時間で発表するスピーディーなプレゼンテーションです。
WordCamp Tokyo2011より

 

私はなぜかこれにご縁をいただいておりまして、

  • WordCamp Fukuoka 2010
  • WordCamp Yokohama 2010
  • WordCamp Nagoya 2010
  • WordCamp Tokyo 2011

と、多くのライトニングトークに登壇させていただきました。最新WordCamp Tokyo 2011 の分はこちらに動画と資料がありますのでよかったら見てみてください。さて、これをどうやって考えて、どうやって準備ししていくかをお伝えしようおもいます。

ライトニングトークのためのタスクリスト

  1. よいプレゼンを見てイメージトレーニング
  2. テーマと目標を決める
  3. テキストで草案を作る
  4. 草案を他人に見てもらう
  5. 大雑把にKEYNOTEに貼り付ける
  6. 画像と見出しを足していく
  7. 仮プレゼンを他人に見てもらう
  8. デザインのブラッシュアップ
  9. テンポを考慮してスライドを加減する
  10. 5分に収まるようにスピーチトレーニング
  11. 書き出しはPDF
  12. リモコンにはロジクールの無線マウス
  13. はじまったらまず挨拶
  14. なるべくゆっくり身振り手振りは大きめに

項目にも大小ありますので、ちょっと分かり難いかもですが大体こんな流れでやってます。これを項目ごとにご説明いたしましょう。

1.よいプレゼンをみてイメージトレーニング

いいものを知ることは悪いことではありません。それが出来ないとしても目標になりますし、なぜそれはよく感じるのか?どこが良いのかを考えることでちょっとしたエッセンスなら取り入れられるかもしれません。とりあえずプレゼンが有名といえば、ジョブズさんでしょうか。彼を語る上でプレゼン、見せ方の巧さを抜き語ることはできないでしょう。

iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)

Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ(1)

その他ではTEDがおすすめです。

TEDxTokyo – 森有一博士 – Soil-free Agriculture [日本語]

ダン・アリエリー:我々は本当に自分で決めているのか?

ああ、上手ですね。もうこれ以上書くのがとりあえず恥ずかし感じしてきました。。。まいいでしょう、進めます。

2.テーマと目標を決める

たった5分のライトニングトークですから、複数の事を伝えられるはずが有りません。明確に一つ。一言で言えるぐらいのものにテーマを決めたほうが良いと思います。”WordPressってすごい!” にして目標は”もっとコミュニティーに参加してもらう”という感じ。

目標は、聞いてくれた人が共感してくれてどうなったら成功か!を考えるために必要です。”メガネは気持ちがわるい!”という内容を5分間作った後、聴衆者が全員そう思ったとしてもそれはプレゼン的に大成功ですが、本質的には失敗です。。

3.テキストで草案を作る

では早速作業にとりかかりましょう。ここでパワーポイントやKeyNoteをいきなり取り出すのは私的にはしません。なんかあの白い画面と最初に表示される”クリックしてタイトルを入力”という文字を見るとなにもできない気がしてきてしまいます。。。

そこで、ひとまずメモ帳的なものを開き、目次的な流れ的なものを書きます。なるべく簡単に書きます。楽な方が進みますし達成感が出やすいので。

ちょっと例を

■テーマ:マイルス10周年に向けての豊富を語る!(その結果マイルスに興味を持ってもらう。)
・マイルスの紹介
・5人のメンバーで2002年頃結成 当時23歳 すでにバンドを始める年としては遅すぎる
・本当にど素人 楽譜最近までほとんど誰もよめなかった。。
・いろいろありました 北海道ツアー、初の自主録音とリリース、メンバーの入出
・モナレコードとの出会い
・いろいろぐるぐる回りだす
・2011年末のカウントダウンに参加
・2012今年はCDだすぞ!

という感じです。これを見出しと考えて、説明やら面白エピソードをテキストでつけていきます。ついでに順番も考えちゃいましょう。

先に結果をどーんという作戦もありますね。2012年マイルス全米デビュー!とかの大見出しではじめて説明を後からするケース。これもインパクトあってなかなかいいですね。

最初に紹介したジョブズさんのiPhoneのプレゼンは全然違うことをプレゼン初めて最終的にゴールする作戦です。電話、音楽プレイヤー、新しいインターネット、じつは全部が一つになったのがiPhoneです!!お洒落な方法ですね。どこかで読んだような気がしますがだいだいこの3種類みたいです。

1:順を追って説明する。
2:先に結論を言う
3:全然違うところから結論に結びつける。

これを頭に入れつつ、テキストを増やしましょう。5分で収まるかな?とかそういうのはなんとなくでいいです。最後に端折ればなんとでもなるはず!

3.草案を他人に見てもらう

そしてここまできたら一旦誰かに見てもらいます、私の場合は組長にチェックしもらいます。一発でOKなときもあれば、一発でやり直しな時もあります。。。そのへんは気の許せるひとで信頼している人に見てもらうのが一番だともいます。分かり難い。とか面白くない。とかいわれたら気持ちは残念な感じになりますが、仕方ありません。よりよいプレゼンにするために、ちょっと考えなおしましょう。

長くなったので、今日はここまでにします。また続きは後ほど書きます。良いプレゼントとか、おすすめの方法とかぜひぜひ教えて下さいね!
では!